幼少の頃、サツキの花の蜜を吸ったことがある。ご近所の庭に咲いていたサツキをぱっと取ってね。
そんなことできるっていう知識があったわけではないんだけど、本能がそうさせるのか吸いたくなった。甘くて美味しくて、天然のおやつだなって喜んでたっけ。
大人になって、ハーブを好きになり、そしてハニーサックルを庭に迎え入れた。そしてさらに何年か過ぎた。
ハニーサックルの花の蜜はまだ吸ったことがない。このブログを立ち上げて、大したことも書かずにこうしているのなら、吸ってみて、その感想を綴るのもいいかもしれない。
そんな矢先に雨が降ってしまった。ハニーサックルの香りは和らいでしまっただろうか、蜜は流れてしまったんじゃないか。
ハニーサックルの香りは強烈に甘く甘美で、遠い昔の記憶を思い出させてくれて、少し物悲しくもなる。
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